1歳以下の犬猫は殺虫剤の誤飲に注意!犬の誤飲対策や症状について

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犬の事故でも多い「誤飲・誤食」は、1歳以下の犬猫に多く見られる事が判明しています。何でも口にしてしまう年頃なので、自宅内の誤飲事故には特に気をつけなければなりません。本記事では犬の誤飲・誤食について、犬種別や季節に応じたデータを紹介していきます。


誤飲による急性中毒の9割が「犬」

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医薬品や化学物質などによって急性中毒を引き起こしてしまった場合に情報提供が受けられる「中毒110番」。

この中毒110番では、ペットの誤飲で急性中毒を引き起こしたという問い合わせが年間500件にのぼり、この内の9割が犬による問い合わせというデータが出ています。

実際、我が家の愛犬も散歩中になにか食べてしまっていたり、自宅内でゴミを食べてしまっていたという事もありました。
このように、犬は目を離した隙に何かしらやらかすことも少なくありません。

0〜1歳の幼犬は特に誤飲に注意が必要

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公益財団法人 日本中毒情報センターから発行されている「犬の中毒事故防止リーフレット」によると、犬の急性中毒の多くは0歳〜1歳に多く発生している事がわかります。

誤飲の原因 1位は「家庭用品」

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犬の誤飲で最も注意しなければならない年齢は0歳〜1歳ほどの幼犬が特に注意しなければならないことがわかりましたが、犬の誤飲の中で最も多い原因となっているのが「家庭用品」を誤飲してしまうケースです。

家庭用品を誤飲してしまう割合が約半数近くを占めておりますが、具体的にどのような家庭用品が誤飲に繋がっているのかを見ていきましょう。

殺虫剤・殺鼠剤は合計で35%の割合に

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家庭用品による犬の誤飲・誤食で最も多いのが「殺虫剤」の28%、続いて「乾燥剤・鮮度保持剤」の12%、「保冷剤」の8%と続きます。

犬の誤飲に繋がる家庭用品で最も多かったのが、約3割近くを占める結果となった殺虫剤ですが、最も懸念されるのは殺虫剤や殺鼠剤による急性中毒です。

上記のグラフから、急性中毒を引き起こす要因となる殺虫剤・殺鼠剤の割合を足すと35%にものぼります。

さらに殺虫剤・殺鼠剤を要因とする急性中毒では、9割が殺鼠剤(ベイト剤)を誤飲してしまったことによる急性中毒であることもデータから判明しています。

アニコム調べでも0歳の確率は高い

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続いてペット保険会社の「アニコム損害保険株式会社」から発行されている「家庭どうぶつ白書2019」から、犬と猫の誤飲についてのデータを見てみましょう。

「誤飲」を原因とした保険の請求割合で最も多かった年齢は、犬・猫ともに0歳が圧倒的に多く、犬は7%以上、猫は3%を超えています。

これが1歳になると犬が4%台に、猫は2%台まで落ち、12歳では犬が1%台、猫は0.5%台といったように、年齢に伴って誤飲による請求割合は減っていく傾向にあります。

月別でも誤飲の件数に違いが見られる

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アニコム損保 2016年度請求割合

このデータで興味深いのが、年間を通じて「誤飲」による保険金請求が月別で上下する事が判明したということです。

上記の通り、夏にかけて誤飲の割合は減少するものの、年末に向けて誤飲の可能性が高まることがわかります。このデータでは、誤飲は夏よりも冬に多く起こる事故であるということが見えてきます。

私達の消費行動と重なるチョコレート中毒

因みに犬による「チョコレート中毒」の診療割合は、最も少ない8月(29件)に対し、2月が105件と最も多くなっています。私達も、夏より冬のほうがチョコレートを食べているのかもしれません。

そこで「全国菓子工業組合連合会」による「お菓子何でも情報館」というサイトで調べてみたところ、やはりチョコレートの売上は夏場には1世帯あたり200円を下回っているのに対し、12月〜3月は1世帯あたり400円を超える統計になっています。

顕著なのは2月で1世帯あたり1000円を超える統計となっていますが、これはバレンタインデーによるものでしょう。私達の消費行動と、犬猫のチョコレート中毒の割合はリンクしている事が伺えます。

猫も犬と同様に冬場に注意が必要

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アニコム損保 2016年度請求割合

犬の保険金請求に引き続き、上記が2016年度の猫の保険金請求のデータです。

猫も犬と同様に8月は誤飲による保険金請求が少なく、年末から年始に向けて増加。季節では夏よりも冬のほうが、圧倒的に誤飲による保険金請求が増加していることがわかります。

誤飲の多い犬種 ワースト15

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誤飲を原因とした保険金請求は冬のほうが増加傾向にあることがわかりましたが、続いては犬種別に見たデータをご紹介します。

アニコム損保で集計された、2016年度の誤飲による請求が多かった犬種ワースト15が以下の通り。

1位 ビーグル
2位 ミニチュア・ピンシャー
3位 フレンチ・ブルドッグ
4位 ラブラドール・レトリバー
5位 キャバリア
6位 ゴールデン・レトリバー
7位 バーニーズ・マウンテン・ドッグ
8位 ミニチュア・シュナウザー
9位 ボストン・テリア
10位 ウエスティ
11位 ミニチュア・ダックスフンド
12位 ビション・フリーゼ
13位 トイ・プードル
14位 ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
15位 ジャック・ラッセル・テリア

あなたの飼っている犬種はランキングに入っていましたか?入っていたのならば、少し注意が必要になりますね。

1位のビーグルは遊ぶことが大好きな犬種で、色々なものに興味をもつので、誤飲の事故が多いというのは頷ける結果かもしれません。

猫飼いの方はごめんなさい。犬のデータしか出ていませんでした。

誤飲の多い犬種 “0歳” のワースト15

続いてアニコム損保の2014年度のデータによる、誤飲による請求が多かった犬種の「0歳」に絞った場合のワースト15がこちらです。

“0歳”順位 犬種 全体順位
1位 ボストン・テリア 9位
2位 バーニーズ・マウンテン・ドッグ 7位
3位 キャバリア 5位
4位 ジャック・ラッセル・テリア 15位
5位 ラブラドール・レトリバー 4位
6位 フレンチ・ブルドッグ 3位
7位 ビーグル 1位
8位 ゴールデン・レトリバー 6位
9位 ビション・フリーゼ 12位
10位 ミニチュア・シュナウザー 8位
11位 ボーダー・コリー
12位 カニンヘン・ダックスフンド
13位 ウェルシュ・コーギー・ペンブローク 14位
14位 ポメラニアン
15位 シェットランド・シープドッグ

時代による違いや保険の加入率によっても見方は変わってきますが、2014年も2016年もランクインしている犬種は十分に注意が必要です。

また、両方にランクインしている犬種でも0歳になると、順位も大きく入れ替わっている事がわかります。

私自身、ペットショップで子犬・子猫を扱っていた経験がありますが、0歳の上位の犬種を見てみると「食糞」の多い犬種のイメージがあります。誤飲に直接繋がるかは定かではありませんが、好奇心が旺盛で何でも口にしてしまいがちな犬種であるという事が言えるかもしれませんね。

誤飲・誤食の症状と対処法

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Photo credit: hannahkrajewski on VisualHunt.com / CC BY

ここからは具体的に、誤飲・誤食をしてしまった場合の症状や対処法について触れていきたいと思います。

誤飲・誤食による症状として一般的なものでは、

  • 嘔吐
  • 下痢
  • よだれを垂らす
  • 食欲不振
  • 元気の消失

以上のような症状が挙げられます。

例えば「糸」や「ティッシュ」といった家庭用品を飲み込んでしまった場合、少量であれば消化されずに排便として排出されますので、よほど多量でなければ様子を見るだけでも大丈夫でしょう。

実際にこれらの物を多量に誤飲・誤食してしまった場合、想定される最悪の症状としては「腸閉塞」などの症状が挙げられます。

飲み込んだものが「食堂」で詰まっているのか、「胃」で詰まっているのか、「腸」で詰まっているのかは外見では把握することができません。そのため、動物病院に駆け込んだ場合には、どの部位に詰まっているかを確認するため、まずはレントゲンによる検査が行われるでしょう。

部位によっては開腹手術が必要になりますので、誤飲・誤食には十分に注意しなければなりません。

中毒症状が出る前に動物病院へ行きましょう

誤飲・誤食によって「中毒症状」が起きているかによっても症状・対処は異なってきます。

前述でも触れてきた通り、殺虫剤などを誤飲・誤食してしまった場合には、すぐに動物病院に行く事をおすすめします。愛犬・愛猫の大きさによっても中毒症状を発症するスピードは異なりますが、早ければ早いほど安全です。

「飽和食塩水」を飲ませて吐き出させるという対処法もありますが、あれこれしている間にも消化が始まってしまいますので、すぐに動物病院に向かうほうが安全策と言えるでしょう。

さいごに

家庭どうぶつ白書のデータは、基本的にアニコムに加入している犬・猫の保険請求割合のデータを参考にしていますが、「中毒110番」で公表されているデータと比較してみても、ほぼ同様の結果が見られました。

特に注意すべきは下記に挙げるポイントになります。

  • 0歳〜1歳の子犬・幼犬
  • 夏よりも冬の方が誤飲・誤食に注意
  • 家庭内では殺虫剤・殺鼠剤に注意

調査方法の異なる条件下でも、このように同様の調査結果が見られることから、上記のポイントに該当する場合は誤飲・誤食に特に注意するようにしましょう。

【参照】

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minotake office代表 北海道札幌市でペット用品販売を行っています。

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