犬に与える水は水道水で大丈夫?犬に適した水の選び方

anna-stampfli-R7L8RmThgf4-unsplash-min
LINEで送る
Pocket

「愛犬に水道水しか与えたことがないけど大丈夫?」
「犬に適した水の選び方がわからない」

犬の健康を維持するためにも不可欠な「水」。

普段、何気なく水道水を与えているけれど、本当に水道水で問題はないのか疑問に感じたことはありませんか?

そこで今回は、犬に与えるべき水の選び方、水道水を与えても問題はないかを解説していきたいと思います。


犬に適した水とは?

dog-1378087_1280-min
犬に適した水は「軟水」です。

水には「マグネシウム」と「カルシウム」が含まれており、これを数値化したものを「硬度」と呼んでいます。

さらに、硬度の高い水を「硬水」、硬度の低い水は「軟水」と呼びます。

つまり、犬に適した水はカルシウムやマグネシウムの含有量が少ない “軟水” が適しているという事です。

日本では硬度100mg/L以下を「軟水」、100mg/L以上を「硬水」と分けていますが、WHO(世界保健機関)では更に細かく分けられています。

  • 軟水:硬度0〜60mg/L
  • 中程度の硬水:硬度61〜120mg/L
  • 硬水:硬度121〜180mg/L
  • 非常な硬水:硬度181mg/L以上

他にも、硬度0〜50mg/Lであれば「超軟水」と分ける場合もあります。

犬にとって適した硬度としては、いずれの基準で見ても軟水が最も適しています。

水道水を犬に与えても大丈夫?

anna-stampfli-R7L8RmThgf4-unsplash-min
犬に与える水は、基本的に「水道水」で問題ありません。

日本の水道水は世界的に見ても安全度が高く、わずか15カ国しかないと言われる「水道水が飲める国」のうちの1国です。

水道水の水質基準については水道法という法律によって厳しく定められており、51項目からなる水質基準をクリアしていますので、基本的には水道水を犬に与えても問題はありません。

ただし、地域によっては “硬水” の地域もあるため、必ずしも水道水でOKというわけではありません。

地域によって異なる硬度の違い

日本の水道水の硬度は50〜60mg/Lが平均値になっているので、ほとんどの地域の水道水が軟水となっています。

しかし、硬度は採水される地域の自然環境や土壌、地質などによっても変わってくるため、硬度も違ってきます。

例えば、北海道の水道水が硬度50mg/L以下なのに対し、下記の地域は硬度75mg/L〜の地域に該当します。

これらの地域に関しては、水道水で与え続けるよりもウォーターサーバー等で軟水を与えるほうが、犬にとっては安心かもしれません。

硬度の高い水を飲み続けると?

dog-2982426_1280-min
硬度の高い水を与え続けると、尿路結石などの病気を引き起こす要因となります。

具体的には「シュウ酸カルシウム結石」や「ストルバイト結石」などの尿路結石が該当しますが、これらは尿中のカルシウムやマグネシウムが過多になることで引き起こされる病気です。

基本的に、日本で生まれ育っている犬であれば日本の水質に慣れていますので、極端に意識しなくとも、日本の水(水道水)で十分に健康維持ができるはずです。

ただし、与えているドッグフードやおやつ、生活環境、犬の体質などによっても条件は変わるため、極端に高い硬度の水を与え続けるのは避けたほうが良いでしょう。

犬の主要ミネラルについて

マグネシウムもカルシウムも、犬の健康を維持するためには欠かせないミネラル分ではありますが、極端にミネラル分の高い水(超硬水など)を与えてしまうと、病気を引き起こす要因に。

因みに犬や猫に必須となる主要ミネラルがこちら。

  • カルシウム
  • マグネシウム
  • カリウム
  • リン
  • ナトリウム

マグネシウムもカルシウムも犬の主要ミネラルではありますが、摂取しすぎると過多状態となり、病気を引き起こす要因になってしまうのです。

1日どれくらいの水を与えるべき?

close-up-photo-of-water-on-river-1626219-min
Photo by joan montaner from Pexels

1日に与える水の量は、1kgに対して50mlを目安にしましょう。

例えば、5kgの犬であれば1日に250mlが目安に、7kgの犬であれば350mlが1日の目安となります。

あくまで目安となり、犬の運動量や食事の量なども加味する必要はありますが、目安量を極端に下回らなければ問題はないでしょう。

因みに1日に与える水の量が少なくなると、必然的におしっこの量も少なくなります。

おしっこの量が少なくなると、体内に留まっているおしっこが濃くなり、結果として尿路結石を引き起こす要因となってしまいます。

犬の70%は水分で構成されています

私達の体は年齢によって異なるものの、約60%ほどが水分で構成されています。

一方、犬の体を構成する水分は70%ほど。

この内20%程の水分が失われてしまうと、命を落としてしまうと言われています。

70%と言うと、体重5kgの犬であれば3.5kg分が水分に相当し、1kgの水分が失われるだけで命を落としてしまうという事になります。

それほど犬にとって「水」は重要なものであり、気にかけておくべきものでもあるのです。

水道水は犬にとって適している?

tap-791172_1280
水道水やペットボトルウォーターのほか、浄水器やウォーターサーバーなどが存在します。

これらは同じ「水」を扱うものですが、水の性質はそれぞれ異なります。

「ウォーターサーバーの水だから良い」「水道水だから悪い」といった事ではなく、水そのものの質を知らなければ、愛犬に適した水を選ぶこともできません。

今回は水の硬度と水道水で問題はないかを説明してきましたが、ペットボトルウォーターやウォーターサーバーで水を与えるのであれば、更にチェックしておきたいポイントがありますので、あらためて水について知識を深めてみましょう。

※ご紹介した情報はWEBサイトなどから内容を参考・引用させて頂いておりますが、執筆時点での情報の為その後内容に変更があり情報に誤りが生じる場合がございます。
※記事の内容に関する変更・リンク等削除依頼は随時承っておりますのでこちら からご連絡ください。

LINEで送る
Pocket

minotake office代表 北海道札幌市でペット用品販売を行っています。

コメントを残す

Scroll to top